黒色感情。
私は、とんでもない過ちを起こしてしまった…。




しょうもない理由で…


友達を殺し…母親を殺し…。



本当は…皆大好きだったのに…。







全ては…私が引き起こした災い。




考えただけで私は気が気ではなくなる。





「ッ…ぃ…やッ…だょ。
お母さん…ッ。」



お母さんの顔は枕に埋もれて、どんな表情をしているのか全く分からない…。


















ごめん。


皆…ごめんね…。


私のせいで…ごめんね…。

皆…皆大好きだったんだょ…!

皆を失ってから、気付いた…



友達の大切さ…母親の大切さ…。






私にとって…

なくてはならない尊い大切な物を私自身が、鏡を叩き割るように木っ端微塵にしたのだ…!






私は心の中で謝罪の言葉を言う事以外何もできなぃ…。











と…次の瞬間…!!


バキッ…


お母さんの顔が180度回転して骨の折れる音が響いたので私はとっさにお母さんの死体の方に目を向けた。



ぇ…!??


動いた…!!!!!!!






お母さんの顔は、ちょうど私の顔が見える位置になっている。



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