黒色感情。



醜い生き物はニタリと意味ありげな笑い方をして言った。













「沢山のぉ…人殺しとぃてぇ…簡単にぃ…殺す訳なぃい…♪
あんたはぁ…一生ぅ…わたしとぉ…この世でぇ…もがきぃ苦しんでもらぅんだからぁ…♪

それがぁ…わたしのぉ…あんたへのぉ…願いぃ…♪♪


…だからぁ…これからぁ…わたしわたし達はぁ…ずぅうっと一緒だょおぉ♪♪♪」


















私は天から地に落とされた絶望感を味わった…。

裁判所で死刑をくだされる事より酷い。





それは死より恐ろしい結末。




そんな事、受け入れられる訳がない…。







「ぅそ…で…しょ…?
やだょぉっ!!
私…まだやりたい事いっぱいあるもん…!!
あんたなんかと、ずっと一緒だなんて…。
絶対ぃやぁああああぁぁぁ…ッ」








醜い生き物は私の首に手をかけて言った。






< 46 / 51 >

この作品をシェア

pagetop