黒色感情。
「バイバぁ‐イ♪」






私の最後の言葉が交差点で響いた。






「待っっ……死にたくな」









力強い憎しみが私の首を一瞬に…。







ゴキッ







「いぁあぁああぁぁぁぁぁああああぁぁあぁあああああぁぁぁぁぁぁッッ…ぐ…。」
















バキィッ











首が折れて私の体…私の人生の全ての時間が止められた。






ギギィッ







ビチャ…。
















私の死体がゴロリと横たわる。







なんでだろぅ…。






死んだ筈なのに、私の意識はまだこの世に残っているようだ。




首の痛みが死んだはずの私に、未だに襲う。






叫びたくても、死んだ私の体からは声がでない。




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