サッカー王子と同居中!
「おまえ、何してた!」
相ケ瀬くんはあたしの布団をその辺にポイっと捨てて、これでもかっ!ってくらい睨み付けてくる。
「ね、寝てたよ!もう起こさないでよね!」
あたしも必死の抵抗でまた布団を掴んで被ろうとした。
するとひょいっと簡単に布団はあたしから遠ざけられてしまって、手が届くことはなかった。
「何してたって聞いてんだけど……
メール読んでないとかそういう言い訳聞かないからな」
あっ!先に言われた!
それ次に言おうと思ったのに…!