サッカー王子と同居中!
「やっぱりあれは告白だったのかな」
浴槽に体を沈めながらぼそっと呟く。
自分の声が浴室だからか少し響いた。
それ以外二人で授業残った後一緒にいる理由なんてないよね。
だって…さすがに相ケ瀬くんは二股かけるなんてことしない。
やましいことしてたなんて思いたくない。
あたしのこと好きっては言ってくれなかったけど……
でも「好きです」って言ったら抱き締めてくれたもん。
「はぁ……」
心がもやもやする。