サッカー王子と同居中!



「「はい!」」



またみんなはピッチに向かって走っていった。



一ノ瀬先輩の話を聞く前はみんなは平和っていうか、まだ試合は3週間も先って感じだったけど



部長と副部長2人の言ってはいなかったけれど、【絶対優勝するから、必ずついてこいよ】という裏の闘志のこもったメッセージに気づいたみたい。



「ひかるちゃん!」



あたしは後ろから自分の名前を呼ばれて振り返った。



「はい!」



目の前には七瀬先輩と一ノ瀬先輩がいて。



「今の【絶対優勝するから、必ずついてこいよ】って伝えたつもりだったんだけど通じたと思う?」



< 258 / 447 >

この作品をシェア

pagetop