サッカー王子と同居中!
「やだやだー!ちゃんと応援する‼って見てたの?」
「やだじゃねー!もう少しオブラートに包んで断れよ!
気持ちは嬉しいんだけど、用事があってごめんね?って」
「何それー!あたしの真似?」
大塚くんは声を少し高くして女の子っぽくしながら断り方を伝授してくる。
大塚くんって本当は面白い人だったんだね!
あたし、最近笑ったのいつだっけ?って思うくらい笑ってなかった気がする。
「そうだよ!てかさー話戻すけど見てたというより、この会場に合わない空気放ってるから逆に目立つんだよ!
あんまりいろいろ溜め込んで考えてると、頭にきのこ生えるぞ?」