サッカー王子と同居中!
翌日。
学校に行くと、すぐにあやの所にダッシュして飛びついた。
「あや~!あたしもう死んじゃうよ~!助けてよ~」
「どうしたの、ひかる。そんな泣きそうな顔をして。誰かに何かされた?」
スマホを見ていたあやはあたしが来るとすぐにしまって、心配そうな表情であたしを見つめてくる。
「お父さんとお母さんが~!」
とあたしが両親のことを口にした瞬間、あやは「あ~もうそんな時期だね!」と言って続きを言わずに理解してくれた。
中学でも成績のことは親から散々言われてたからあやは知ってくれてる。
「それで、今回はどんな難題を出されたの?」