私の恋の進め方
恋の始まり
私は、高校1年の吉田杏里。
『杏里ー!!私たちおんなじクラスー!!』
『えっ、ホントに!?やったー!』
彩花は私の中学からの友達。黒髪のロングヘアーで、お姉ちゃんみたいな性格。
そんな彩花が私の憧れなんだ
『でもホントここの制服可愛いよね!』
『うんうん。』
私がここの高校にしたのは制服が1つの理由でもある。
『でもやっぱりブカブカー(笑)』
『そりゃそうでしょ、杏里はただでさえ背が低いんだから(笑)』
『うるさいー!』
そう、私はホントにちっちゃくて、彩花の肩ぐらいの身長しかない。
まぁ、彩花が大きいのも、あるんだけど
『ま、いつか合うようになるよ!』
『そうかなぁ~。それならいいんだけど』
そんな話をしながら歩いていると
ドンッ!!
『いって~!』
『あ、ごめんなさい!!』
これが彼との出会いだった