私の恋の進め方
『ホントごめんなさい!!大丈夫ですか?』

『大丈夫じゃねえよ!!』

ひっ…

どうしよう… 超こわいよ…

『ごめんなさい…』

こわすぎて涙が出てきたよぉ…

『うわっ!ごめんごめん!』

あれ?

『そんなつもりは…』

え?

『ホントごめん、俺、大丈夫だから。怒ってないよ?』

『ほんと…に?』

『うん、だから泣かないで?…ね?』

『うん…』

『ん。////』

え?

『ん、はやく///』

そっと手をさしのべてくる彼。

どういうこと?

『だから、手につかまんなよ////』

『あっ、はい』

グイっと引っ張られて持ち上がる体。

『うん、どこも怪我してないみたいだね。』

『あっ、血…』

『あ、このくらい大丈夫だから(笑)気にしないで。』

『ダメです!絆創膏ぐらいしないと!』

そう言ってかすり傷のところに絆創膏を貼った

『これで大丈夫ですね!』

『/////』

ん?

『私の顔に何かついてますか?』

『ううん、じゃまたな!』

そう言って走り去っていった彼。


『あ、名前…』

おんなじ制服だったから、同じ学校か。

また会えるといいな。
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