ガリ勉くんの秘密。
「ごめんな……。言われてたのにちゃんと守れなくて。」
ほら……やっぱり。
「いいんだよ。私が悪かったの。」
「大丈夫じゃねーだろ?ほら……こっちむいてみろ。」
私の顔をしっかり両手で支えてミオの方に向かされた。
「目……あわせてくれよ。」
申し訳なくて………見られたらことがショックすぎてあわせられない。
「できないよ……。」
「……唇………どうしたんだ?」
こすったり洗いすぎたりしてたせいで赤くなってたみたい。