ガリ勉くんの秘密。


家に帰ってすぐミオに帰ったよの連絡メールをした。


返事は一言。



了解。



ま、なにか用事があるみたいだからそんな返信しかできないよね。



気にせずに勉強に取りかかる。



そのときなぜかふと昨日のことを思い出してしまった。


『俺のキスの方がましかなって……。』


そんな照れ笑いするミオの顔。


ドキッ。


また不思議に胸が鳴る。


なんだろ。


このもやもや感。

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