ガリ勉くんの秘密。
「す……すみません。私です……。」
もうそのまま嘘つくことしかできなかった。
何で私……こんなことしてるんだろ。
バカバカバカバカバカ。
こんなことまでされてどうしで私、学校来てるんだろ……。
勉強はどこでもできるんだよね?
だったら学校に来なくたっていいよね?
これじゃあ美南の思うつぼ?
それでもいい。
今、この学校に私の味方なんていないってわかった。
だったらもう学校行かないでいいや。