ガリ勉くんの秘密。


「ほら。そういうことだからお前ら先帰れ。」



はいよーと言ってリュウさんや他の3人は帰ってしまった。



………。


さて。





何話せばいいの?



1人で帰れるのに。



「びっくりした?」



照れながら高橋くんは言った。



「ほんとだよ。私にこんな知り合いいないのにってびっくりしちゃったよ。」



緊張しながらだけど笑いながら返事を返した。




でもなぜか彼の目線は私ではなく下を向いていた。



ん?



プレゼント包装された誕プレを見てる?



やばっ!



急いで後ろに隠した。
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