ガリ勉くんの秘密。


「いいじゃん。やっぱ可愛いねぇ。」


お得意の祐司スマイル。




ミオぉぉ助けて!



「ほんとにやめてください。まず何で私なんですか?先輩を好きな人なら他にいるじゃないですか?」



「だってさー俺にぶつかってくるんだもん。お詫びしてくれるって言ったじゃん。」




逃げ出したいのに。




腕をつかまれてて動けない。


「だからあのときは時間なくて………。」


廊下だからいろんな人に見られる。



もうこれ以上変な噂たてられたくないのに……
< 91 / 257 >

この作品をシェア

pagetop