ウチらの初恋 〜hikari〜
そんな日が何日も続いて
ある日、夏海が
「光、稜先輩、私ね気になってる人が……できました」
え?
白井先輩がいなくつなって
そんなに時間はたってないのに
夏海がこんな事を言い出すのはおかしい
「……だれ?」
私の言い方は、少し怖かった。
けど
冗談でも、私達のことを思って言ったとしてもそんなこと言ってほしくなかった
「……別のクラスの人」
「名前は?部活は?どんな人?いつ出会っ「光!!」
私が暴走したのを稜先輩が止めてくれた
「あ…ご、ごめん」
そしたら、光が泣きだしちゃった
「私こそ……ごめ…ん」
「うそ…ぜんぶ………う、そ」
あぁ、やっぱり
嘘でよかった。
だって、夏海
あんなに白井先輩が大好きだったのに
そんな簡単に恋をできるはずないもん。