君を愛し君は私を愛した。
『・・・どうした??大丈夫か・・・??』

『・・・うぅえーん・・・っ・・・ヒックッ・・・。』

ずっと泣いてる私を見た洋平は静かに抱き寄せた。

洋平は・・・6年。

私は・・・4年。

洋平から見たら、まだまだ、幼い子供。

ありがとうね・・・。

『あのね・・・愛ちゃんってね・・・洋平の事好きなんだって・・・それで・・・私と、洋平が、抱き合ってるのを見て、泣いちゃったんだって。それで・・・サコに・・・怒られて・・・ホッペを叩かれたの・・・』

『・・・大丈夫か・・・??痛かったな・・・』


そう言って、洋平は、自分の手を私の頬にあてた。


『・・・大丈夫・・・』

『俺は・・・お前が好きだから。俺はお前を守り抜くから。』

『あっ・・・ありがとう・・・』

『今日、学校サボろうかっ!!』

『えっ・・・??』

『今日、授業、出なくていいよ。』

『うん・・・。』



今日、あたし達は、授業に出ないで、

近くの駅で遊んだ


『プリクラ撮ろうぜ☆』

『うん!!!』



―ハイッチーズ―

『チュッ』

えっ!?

今・・・ホッペに・・・プニュって感じがした・・・。

『何か、、、今、プニュってなった!!何・・・??』

『ん・・・キス』


『えええええええええええええええええええええええええええええええ』


『そんなに驚くなよー!!』

『だって・・・キスプリじゃんー』

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