君を愛し君は私を愛した。
『あらら・・・萌と美樹とかなが、あたし達の事、にらんでるよー』

本当だぁー!!

萌と美樹とかなは、サコとあゆちゃんと、あたしの敵と言って良いほど、

仲が悪いっ!!!

まぁ、あいつらが、勝手にあたし達の悪口言ってるだけだけどね。

まぁ、あたしとサコは、クラスでも、ケンカが強いって、

有名だし☆余裕で倒せるもーん☆

『平気でしょ??あいつら、誰が相手なのか、分かってないよ。』

『だねぇー☆それに、美樹って、拓也の事好きなんだって!!でも、拓也は、ナルの事が好きだもんねぇー☆』

『うふふー確かに!!拓也って、ナルを「すきです!!」って目で見てるもんねぇー』

『ちょっ・・・・ちょっとー。そんな事ないもん・・・。』


『ナルー!!照れないでよー☆でも、頑張らないと、美樹に取られちゃうよ??』

『そうだよ!!美樹は、男を狙うときだけ、ぶりっ子するし・・・』


『だよね・・・油断大敵ですねえ・・・。』

――――キーんコーンカーンコーン―――

『あああ!!チャイム鳴ったぁ!!またねっ☆』

『うん!!ばいばぁーい☆』





授業・・・。つまんねぇー。

はぁー。最悪。

えっ!?拓也がこっち見てる・・・。

ヤバイ・・・顔赤いよ、あたし。

え・・・何か、手紙回してきてるよっっ!??!

手紙・・・。

何書いてあるのかな・・・??

見てみよう・・・。
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