君を愛し君は私を愛した。
洋平:俺の想い。

えっ・・・!?

いきなりだった。

ナルが・・・車にひかれてる・・・!?!?


おい・・・ッッ・・・。


―トットットッ――

走った。


ナルが・・・血だらけ!?!?

おい・・・っ!?


ナル・・・

そんな演技やめろよ・・・。


嘘だよな・・・??

俺ら、結婚もしてないぞ!?

おい・・・っ。

『おいっ!?ナル・・・!?!おい!!おい!!目ぇ覚ませ!!おい!!』

おい・・・ナル・・・

俺・・・・・・。おい・・・!?


『おぉぉぉぉぉぉい!!目ぇぇぇぇぇぇぇさぁぁぁぁぁぁまぁぁぁぁぁぁせぇぇぇぇぇ!!』


まだ、、、洋服かってあげてねぇぞ・・・??


『おい、誰か、救急車呼んでくれ!!ナル・・・生きろ!!おい!!俺を置いてくな。俺、、、お前が消えたら、生きていけないよ・・・。ナル!!   え・・・ナル??』


ナルの息が止まった・・・

それと同時に、俺の心臓が、高鳴った。


―ドクンドクンドクン―

『息が止まるって・・・??』
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