君を愛し君は私を愛した。
「拓也へ。 あたしも・・・拓也が好きです。告白・・・OKです付き合ってください」

うわ・・・字ぃ、手が震えて、ヤバイ・・・笑


まあ・・・・大丈夫だよね・・・多分。


―キーんコーンカーンコーン―

授業・・・終わった・・・。

『なぁーる☆』

『うわっっー!!びっくりしたあああ!!』

サコは平気なように声をかけてくる。

もう・・・ビックリするじゃんー。

『ねねね☆さっき、拓也から、手紙もらってたでしょぉー!?』

・・・。図星。サコは、あたしの事、見てくれてるんだぁ。

友情だね。うん。友情。

『うん・・・!!』

『ええええええええええ!?!?まぢ!?』

『うん・・・。付き合おうって言われた。』

『えええええええええええええええ!?!?』

『・・・。それでね・・・返事はOKしたの。』

『そーなの!?!??!じゃぁ・・・拓也の彼女!?』

『・・・フフン☆そうだよー!!』

『まぢー!?    あっ!!あゆちゃん、ナルね、拓也の彼女になったんだって』

『うっそ・・・!?美樹が・・・告白するらしいよ・・・??』

『え・・・!?美樹が・・・??ねぇ、ナル、平気なの??』

美樹が・・・告白しちゃうんだ・・・。

そんな・・・嫌だよ・・・。

拓也・・・。OKしちゃうのかな・・・??

拓也を信じてるよ・・・。

『平気・・・じゃないけど、拓也を信じるしかないでしょ・・・。』
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