ラブ・カクテル
職員室を出て、真っ直ぐ家に帰る。


マンションに入り、エレベーターの前で立ち止まる。


今日は月曜日。


きっと恵理姉はオーナーと一緒だろう。


なら、そのまま大和の部屋に行っても、いいか。


調度来たエレベーターに乗り込み、大和が住んでる階のボタンを押す。


でも、ホントに勝手に入ってもいいものなんだろうか?


大和は、鍵をくれたけど、、、


でも、くれたってことは、いいってことだろうし、、、


悩んだあげく、あたしは大和の部屋の鍵を開けた。


ドアを開けると、自分の家とは違う香りに包まれる。


男のくせに、散らかってない。


男の部屋は汚いものって認識がある、あたしには信じられない。

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