ラブ・カクテル
彼、に、、、


あたしから別れを切り出し、、、


そして突然居なくなったあたしのことなんて、彼は思い出したくないかもしれないけど、、、


あたしは小さくため息を零し、パソコンと向かった。


とりあえず、今は仕事をしよう。


じゃなきゃ、今夜も残業になってしまう。


そう思って、頑張っていたはずなのに、、、


どうやら、今夜も残業になってしまった。


パソコンと向き合って、もう何時間経っただろう。


「お疲れさまです」と、何人見送っただろう。


気付けば、フロアには誰もいない。


あたし、、、何してるんだろう。


あたしは、本当にこんなことがしたかったのだろうか?

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