ラブ・カクテル
あたしは彼に、カクテルを作ったことなんてあっただろうか?
、、、思い出せない。
「広瀬さん。lune(リュヌ)で、働いてましたよね?」
「来たこと、あるんですか?」
あたしは当麻さんの顔すら、覚えていない。
「えぇ、付き合いで。でも次にお店に行った時には、あなたは居なかった」
当麻さんがお店に行った時には、もうあたしは辞めた後だったんだ。
「もう、、、カクテルは、作ってません」
作る気も、、、ない。
「そうだったんですか?それは、とても残念ですね」
「え、広瀬さん、バーテンだったんですか?」
、、、バーテン、か。
あの頃のあたしは「バーテン」と呼ばれも、仕方ない。
目指していたのは、バーテンダーだったけど、、、
、、、思い出せない。
「広瀬さん。lune(リュヌ)で、働いてましたよね?」
「来たこと、あるんですか?」
あたしは当麻さんの顔すら、覚えていない。
「えぇ、付き合いで。でも次にお店に行った時には、あなたは居なかった」
当麻さんがお店に行った時には、もうあたしは辞めた後だったんだ。
「もう、、、カクテルは、作ってません」
作る気も、、、ない。
「そうだったんですか?それは、とても残念ですね」
「え、広瀬さん、バーテンだったんですか?」
、、、バーテン、か。
あの頃のあたしは「バーテン」と呼ばれも、仕方ない。
目指していたのは、バーテンダーだったけど、、、