ラブ・カクテル
そして、書類たちをあたしとエマに手渡した。


エマのは、英語で書かれてあるものを、、、


「今度、うちの雑誌にお試しで掲載するお店なんですけど」


それは言われなくても、わかる。


お店の名前や住所が書いてあるところを見れば、、、


でも、、、あれ?


「新しい雑誌を作るということで、あたし達呼ばれたんじゃ?」


確か、部長にはそう言われた。


「その予定だっただが、上から許可が下りなくて」


じゃあ、あたし達は何のために日本まで来たんだよ。


わざわざ、フランスから、、、


「そこで当分の間は、カクテルやバーの企画を掲載し、読者から好評であれば、新しい雑誌を作るという方向で、と言う話になったんです」

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