ラブ・カクテル
この雲の上には、綺麗な青空が広がっているのだろうか?


もしそうなら、雲は邪魔をしている。


でも意地悪したくなる気持ち、あたしにはわかる。


雲だってきっと、空が羨ましいんだよね?


あたしは、すごくリサさんが羨ましいもん。


あの時、、、


素直に慣れたら、よかった。


素直に「傍に居て」って言えたら、よかった。


あたしはいつになったら、大和を忘れられるのだろう。


今でも、あたしの中には大和が生きている。


そして大好きだった、声で、温もりであたしを包んで欲しいと、思ってしまう。


でも大和にまた会ったとしても、あたしはきっと素直に慣れないだろう。

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