ラブ・カクテル
あなた、行く気満々じゃないですか!


仕方なくあたしも立ち上がり、荷物をまとめた。


そして、エマと遠藤さんも、、、


「遠藤。お前は女性誌の企画、まだ終わってないだろ?」


そんな遠藤さんに、当麻さんが言う。


「あ、、、そういえば、、、」

「さっさと片付けろよ」


どうやら、遠藤さんは会社でお留守番のようだ。


スーツの男、当麻さん、エマの4人で、タクシーに乗り込んだ。


行き先はもちろん、lune(リュヌ)。


店が近づくにつれて、変な緊張感に襲われる。


緊張のせいか、寒くもないのに指先が震え出す。


あたし、、、ビビってるんだ。


また、お酒を作ることに、、、

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