ラブ・カクテル
「で、いきなり店貸せって、どういうことだよ」

「あぁ、親父に広瀬さんのお酒を飲ませようと思ってな」


親父?誰が?


当麻さんの言葉に、疑問が浮ぶ。


「あ、お久しぶりです」


オーナーが礼儀正しく、スーツの男に頭を下げる。


え、、、?


もしかして親父って、、、 


このスーツの男が、当麻さんのお父さん?


「久しぶりだね、祐司君」


本当によくわからない。


てか、当麻さんとオーナーの関係もわからないし、、、


作る前から、もう帰りたい気持ちでいっぱいなんですけど、、、


ホント、あたしなんでここにいるわけ?

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