ラブ・カクテル
意外といろんなお酒たちがある。


もちろん、その中には理沙が作れないカクテルも、、、


「ここから、ここまでお酒全部作って下さい」(英語)


あたしの言葉を聞き、イケメンバーテンダーが驚いたような顔をする。


そりゃ、一気に10種類以上のお酒を頼めば、そうなるか。


でも、確かめたいんだ。


「真面目に?」(英語)

「はい」(英語)


まだ困惑しているイケメンバーテンダーが、当麻さんの顔色を伺う。


「頼むよ、祐司」

「仕方ねぇな」


よくわからないが、どうやら了承してくれたようだ。


だって、イケメンバーテンダーがカウンターの中に入って行ったから。


「わたしは、そろそろ」


スーツの男は、立ち上がる。

< 262 / 580 >

この作品をシェア

pagetop