ラブ・カクテル
『理沙』


そう、呼ばれた気がした。


今も忘れられない、愛おしい人に、、、


、、、大和?


あたし幻覚まで聞こえるほど、酔っているのだろうか?


それでも、いい、、、


夢でも、大和に逢えるなら、、、


あたしは隣に居る男が大和じゃないのに、腕を絡めてた。


「ねぇ、家に連れて行ってよ」


隣に居る彼は、大和じゃない、、、


でも、今は1人で居たくないと思った。


この夢が、覚めた時。


切なくなるくらいなら、誰でもいいから傍に居て欲しいと思った。


だから、お願い、、、


今日だけは、甘い夢を見させて下さい、、、


そう、神様にお願いしてみたんだ。

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