ラブ・カクテル
「俺は一度だって、お前のことを部屋に招待したことねぇよ」

「そんなこと、言うなよ。寂しいだろ」

「ホントのことだろ。いつもお前が勝手に、俺の部屋に上がり込んで来んだから」

「俺とお前の仲だろ?」


何、この2人。


コント集団か、何かなわけ?


「俺とお前の仲は、ただのクラスメイトだろ。それ以上なわけがねぇっつうの」

「文也くん、冷たい~」


なんか、急にお姉言葉になってるし、、、


この2人って、ゲイなわけ?


そう思い、冷たい視線で彼を見る。


「ほら、コウのせいで変な勘違いされてんじゃねぇか」


煩わしそうに言う、文也。


「あ、別に、、、良いと思うよ、そういうの」


別に2人がゲイでも、あたしは気にしないし、、、

< 292 / 580 >

この作品をシェア

pagetop