ラブ・カクテル
その隣に、遠藤さんも加わる。


「理沙ー」


中々座らないあたしに、エマが呼びかける。


仕方なく、あたしも彼らが座る席へと足を運んだ。


カウンターを挟んで、文也と目が合う。


「あ、、、」


文也はあたしの顔を見て、言う。


「どうも」


あたしは当たり障りのない返事をする。


「なに?理沙、知り合いなの?」(英語)

「どうだろぅ、、、」(英語)


そう、曖昧な返事を返す。


「とにかく、彼に何かカクテルを作ってもらおう。話はそれからでも」(英語)


当麻さんの言葉で、各自に飲み物を頼む。

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