ラブ・カクテル
「、、、いいんじゃない」(英語)

「ですって、当麻さん」(英語)


あたしは文也が作ったカクテルを眺めながら、思う。


あんな、曖昧の言葉で終わらせてしまったけど、、、


文也があたしに作ったカクテルは、満点だと思う。


エマが飲んだグラスがどうだったかは、わからないけど、、、


文也が成長して来ているのは、1番近くで見ているあたしが1番わかっていると思う。


それは、文也にとって喜ばしいことで、、、


それを、あたしもちゃんと喜んであげなきゃいけないことで、、、


なのに、あたしの心は少し曇っていた。


案外、すぐそこに来ていると、、、


あたしが気付いてしまったから、、、

< 350 / 580 >

この作品をシェア

pagetop