ラブ・カクテル

文也は、あたしの彼氏とか、、、


そんなんじゃないのに、、、


これじゃ、あたしがヤキモチ妬いているみたいだ。


あたしは自分の気持ちを誤魔化すように、飲みかけのグラスを空にした。


「彼で良いじゃないっすか？」

「カクテルも顔も合格点だし、彼のことなら女性雑誌に載せても問題ないと思う」（英語）


いつの間にかここでも、みんな仕事の話を始める。


「当麻さんは、、、彼のグラスを飲んでみて、どう思ったんですか？」（英語）


あたしは、当麻さんの感想を聞く。


「美味しいとは思った。まぁ、祐司には敵わねぇけど」（英語）


文也とオーナーを比べるのは、可哀想だ。