ラブ・カクテル
文也と視線がぶつかる。


「男、、、居るんだと思った」


男、、、?


さっきもそんなこと、言ってたような、、、


「、、、なんで?」


文也がどうしてそんなことを思ったのか、よくわからない。


文也はバツの悪そうな顔をする。


「さっき、、、店に来たとき」


店、、、?


「男と2人で帰ってた、、、」


、、、あぁ、当麻さんのこと、か。


「当麻さんは、ただの会社の上司だよ」


別に深い関係なんてない。


しいて言うなら、大和の、、、


モトカレの友達ってくらいだ。

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