ラブ・カクテル
今のって、、、


キス、、、だよね?


良い年をして、キスで舞い上がってしまう。


あたし、、、


どれだけ、恋愛をしていなかったのだろう、、、


大和と別れてから、こんな風に誰かにドキドキしたのは初めてだ。


「理沙。、、、顔、赤い」


あたしは大和の言葉に、慌てて顔を隠す。


これじゃ、あたしが舞い上がってるのが文也に気付かれてしまう。


一応、あたしの方が年上なんだから、、、


しっかり、、、


しっかりしなきゃ、、、


「そ、そんなこと、ない」


なんて、あまり説得力のない言葉を言い捨てる。

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