ラブ・カクテル
あたしは遠藤さんから、雑誌を1冊受け取る。


パラパラと、企画したページを探す。


あ、ここだ。


それに、エマも覗き込む。


「これって?あたし達が企画した奴?」(英語)

「そう、みたい」(英語)

「日本語だから、何書いてるかわかんない」(英語)


そんなエマに苦笑いをし、あたしは雑誌を眺める。


なんか、嘘みたい。


自分が企画したモノが、こうやって雑誌に掲載されるなんて、、、


少しだけ、やりがいを感じられた気がした。


「なんだ、お前ら。もう見たのか」


今出社してきたのか、当麻さんがあたし達のデスクに来る。

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