ラブ・カクテル
って、隣の席のエマも居ないし、、、


「遠藤、広瀬さん。切りが良いところで、上がれよ」


そう言っている当麻さんは、まだ仕事をするようだ。


「遠藤さん、終わりそうですか?」

「これからやっと、自分たちの企画に入るところ」


遠藤さんは、今回の企画以外にも、、、


他の雑誌に駆り出されていて、意外と忙しい人だ。


そんなに忙しいのに、くだらない事で騒いでないで仕事をすればいいのに、、、


「何か手伝いましょうか?」

「広瀬さんも、自分の仕事あるでしょ?それに俺らの方のは後20日も猶予があるから、何とかなるでしょ」


猶予って、、、


それに何とかなるで、何とかできる遠藤さんって、何気に仕事が出来る人なんだ。


なんて、今更ながら関心した。

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