ラブ・カクテル
あたしは大和とオーナーのことをずっと眺めていたが、彼らがあたしの存在に気付くことはなかった。


あたし、、、


何がしたかったんだろう。


大和に、気付いて欲しかったのかな?


頭の中に、リサさんが浮ぶ。


、、、わかってるよ。


大和の隣にふさわしいのは、あたしなんかじゃないことくらい。


ちゃんと、わかってるから、、、


あたしは身を引いたんだ。


あたしは立ち止まった歩みを再び動かし、寮へと帰った。

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