ラブ・カクテル
あたしは、どうして空っぽなんだろう。


心の中にポッカリと、穴が開いた気がする。


ただ、大和と会っただけなのに、、、


なのに、こんに心が乱されてる。


大和はいつだって、そうだ。


あたしのことを、振り回す。


決心とか、覚悟とか、どうでも良くさせる。


そんな大和を忘れられないあたしは、本当にどうしようもない女だ。


文也のことを好きなのに、、、


なのに、大和のことを忘れられない。


「、、、最低」


その言葉は、静かな部屋の中に飲み込まれていった。

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