ラブ・カクテル
だって文也は、高校の時のあたしのことなんて知らないだろうし。


「俺は頭良いとか悪いじゃなくて、出席時間の問題」


そう言って、あたしに1枚のプリント投げる。


、、、何、これ。


文也の方を見ると、自信満々にあたしのことを見返す。


なんで、文也のくせに、、、


文也があたしに渡して来たプリントには、テストの点数が書いてある。


しかも、各教科の点数が全部90以上。


、、、ありえない。


こんな成績、見たことないし。


「わかりましたか~?」


なんて、嫌味らしく聞いてくる。

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