ラブ・カクテル
自分の気持ちもまとまりつつあった、ある日。


あたしは、文也の家で過ごしていた時。


「理沙、lune(リュヌ)に行ったことある?」


文也があたしに尋ねてきた。


行ったことって、、、


あたし、lune(リュヌ)働いてたんですけど。


「ある、けど?」

「やっぱ、すげぇの?lune(リュヌ)のオーナーって」


オーナーは、、、


「凄いと思う。あたしがバーテンダーを目指そうって思わせた人だし」


味はもちろん、技術面において、オーナーは本当に一流のバーテンダーだと思う。


「でも、なんで?」

「担任が言ってたんだよ。「バーテンダー目指すなら、lune(リュヌ)のオーナーの技術を盗め」って。でも、未成年がBarなんて、入れなくね?」


、、、確かに。

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