ラブ・カクテル
そして、2人でlune(リュヌ)へと向った。


ついさっきまで、別れ話をしてた2人とは思えないほど、、、


あたし達は、たくさん話した。


お互いに、さっきのことには触れず、、、


本当に、くだらないことを話したんだ。


__カランッ__


お店の中に入ると、平日だというのにチラホラとお客様がいる。


「おぅ。文也」


文也が先にお店の中に入ると、聞き覚えのある声にドキッとした。


でも、胸の痛みは、、、ない。


あたしの心は、麻痺してしまったのかもしれない。


「恋」と言う、あやふやなモノに、、、

< 490 / 580 >

この作品をシェア

pagetop