ラブ・カクテル
彼は表通りに出ると、タクシーを拾う。


それに、彼と一緒に乗り込んだ。


彼が運転手に行先を告げると、タクシーが動き出す。


彼が口にした行先に、あたしは驚く。


え、、、?


まさか、、、、ねぇ?


タクシーは少し走ると、目的地に着いたのか停まった。


彼はお金を支払い、マンションの中へと入っていく。


嘘、、、。


彼も、ここの住人ってこと?


あたしはこの場所、、、このマンションを知っている。


だって、ここにあたしも住んでいるから。


彼は、エレベーターの前であたしのことを待っている。


待たせるのは悪いと思い、足早に彼の元へと向かった。


そこに調度エレベーターが来たので、一緒に乗り込む。

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