ラブ・カクテル
「あたし、文也と出会わなかったら、全部中途半端なままだった」


中途半端なのは、今も昔も変わってないのかもしれない。


でも文也は、あたしにもう一度、、、歩き方を、教えてくれた。


そして、いつも背中まで押してくれた。


「文也。もう、悩まなくていいよ?あたしが、文也のことを手放してあげる」


そう言って、あたしは今出来る、最高の笑顔を文也に向けた。


「、、、理沙」

「そんな顔しないで。あたし、文也に感謝してるんだから」


文也には、感謝の気持ちしかない。


「文也とあたしは似てるから、なんとなくわかる。苦しかった、でしょ?夢と今が、交わって、、、」


1番が、決められくなったでしょ?

< 504 / 580 >

この作品をシェア

pagetop