ラブ・カクテル
それから、どれくらいの時間が経ったのだろう。


カーテンから、光が漏れる。


もう、朝?


そう思い、時計を見る。


結局、一睡もしてないや、、、


カクテルコンクールは、10時から、、、


9時に家を出れば、間に合う。


とりあえず、覚めない頭を覚ますために、、、


あたしは重たい体を引きずるように、起き上がる。


そして、軽くシャワーを浴びた。


でも、頭の中はこれっぽっちも整理なんか出来ていない。


どうせここに居て、このままダラダラ過ごすだけだ。


時間はまだまだ、余裕はある。


だけど、あたしは仕事の支度し、家を出ることにした。

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