ラブ・カクテル
、、、そうだ!


オーナーに、恵理姉と一緒かどうか聞けば良いんだ。


あたしは、自分の鞄を探す。


けど、ここからじゃどう考えても、鞄まで手が届かない。


「ねぇ、大和」

「大和さ~ん」

「ねぇ、ねぇってば」


そう何度も、大和に話しかける。


「うぁ~~。なんだよ」


少し不機嫌そうに、返事を返される。


「動けない」

「ここに居れば良いじゃん」


あたしは、今からオーナーに電話しなきゃいけないんだよ。


大和は中々、離れてくれない。


「トイレ」

「なんで、今なんだよ」


そんなことを言いながらも、あたしのことを解放してくれた。


全裸のままトイレに行くのもどうかと思い、服を着出す。

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