ラブ・カクテル

、、、何してるんだろう。


今のあたしは、ただ文也を困らせてるだけ、、、


もう文也は、彼氏でもないのに、、、


文也にこんなことしても、何も変わらない。


そんなこと、わかっている。


わかってるけど、自分をコントロール出来ない。


「理沙、落ち着け」


＿＿ギュッ＿＿


文也は優しく、あたしのことを抱き締める。


「大丈夫。大丈夫だから」


だから大丈夫って、何？


その大丈夫の意味が、あたしにはわからないよ、、、


「ねぇ、文也。教えてよ。あたし、どこで間違えたの？どうすれば、よかったの？」


あたしは、弱い人間なんだよ。