ラブ・カクテル
時間になり、始まった、、、カクテルコンクール。


あたしは、当麻さん、遠藤さん、エマの4人で、用意された席でカクテルコンクールを見守った。


たくさんの出場者が、5名ごとステージに上がる。


そして、自分のオリジナルカクテルを審査員の目の前に作る。


緊張感に包まれた、会場。


見ているこっちも、その緊張感に飲まれそうだ。


きっと、カクテルコンクールの人たちが襲われる緊張感は、ただならぬモノに違いない。


そんな中で、文也はいつも通りにシェイカーを振り、カクテルをグラスへと注いでいた。


文也は、緊張と言うモノを知らないのではないか?


そんなことを、思ってしまうほど、、、


とても、堂々としていた。

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