ラブ・カクテル
そしてあたしは、席から立ち上がる。


「理沙?どこ、行くの?」(英語)

「インタビューの準備」(英語)


あたしはエマの言葉に、自信満々に答える。


「まだ、グランプリの発表もしてねぇぞ?」(英語)

「当麻さん。大丈夫です。絶対に文也が、取りますから。裏で待ってましょ?」(英語)


あまりにも自信満々に言うあたしに、エマは呆れたような瞳で見て来る。


「全く。これでシルバー賞くんじゃなかったら、どうするんだか?責任は、理沙が取ってよね」(英語)


そう言い、エマも立ち上がる。


「頼んだからな」


当麻さんも立ち上がり、あたしの肩をポンポンッと叩く。


そしてあたし達4人は、裏へと場所を変えた。

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