ラブ・カクテル
画面には、”文也”と表示されている。
「もしもし?」
『外、寒いでしょ?』
え?文也は、あたしがもうここに居ること知っているのだろうか?
なので、あたしはキョロキョロと辺りを見渡す。
『こっち。空港見て』
あたしは文也の言葉どおり、空港の方を見る。
そして電話越しに聞こえてくる、空港内のアナウンス。
「待ち合わせ場所、公園だよね?」
『うん』
なのに、どうして文也はそこに居るの?
『俺、理沙に嘘ついた』
、、、嘘?
『俺、21時の便じゃなくて、20時20分の便で行くんだ』
20時20分って、、、
『だから、そろそろ飛行機に乗らないと』
「もしもし?」
『外、寒いでしょ?』
え?文也は、あたしがもうここに居ること知っているのだろうか?
なので、あたしはキョロキョロと辺りを見渡す。
『こっち。空港見て』
あたしは文也の言葉どおり、空港の方を見る。
そして電話越しに聞こえてくる、空港内のアナウンス。
「待ち合わせ場所、公園だよね?」
『うん』
なのに、どうして文也はそこに居るの?
『俺、理沙に嘘ついた』
、、、嘘?
『俺、21時の便じゃなくて、20時20分の便で行くんだ』
20時20分って、、、
『だから、そろそろ飛行機に乗らないと』